これまでにビーゴ、カンガスとスペイン北西部の町を紹介させていただきましたが今回はカンガスの部では語りつくせなかったカンガスでのダイビング体験についてじっくりこってり語らせていただきます(笑)。

情熱の国とよく言われるスペインですがさすがに大西洋側に面している北部の海を潜ってみるといくら夏であってもできればドライスーツがほしいものです(笑)。地中海でも深度が20m以深になるや否や水温がいつしか20度を割っていたということが、少なくともスペイン沿岸部では意外にありえることではあるのですが、ここに至っては水温が20度もあれば一大ニュースです(笑)。

本題に入る前に一つ忠告させていただきますと、いわゆる「キモい」生物が特に後半を中心に登場します。しかも高密度で大量に集まっているので心の準備をしてからスクロールしてください(笑)。やれやれ、ネタバレ注意以前の問題ですね(笑)。

寒いけどウェットスーツでもなんとかなる

水温は20度を割って概ね15度から18度の範囲で推移していました。本州の暖流域の初夏の水温も概ねこんな感じだったと思います(九州、特に南九州は既にぽかぽかだったりしますが)。
ウェットスーツを着てダイビングすると水温22度でも案外寒気を覚えやすいものです。30度のシャワーが決して温かいとは感じられないのですからそういうことなのですが、ウェットスーツを着ているので生身で入るのに比べればだいぶ寒さは緩和されています。

そしてここはというとそれを通りこえて18度以下、日本で同じ条件で潜ろうものならセミドライ(6.5mmウェットスーツ)かドライスーツを着ることが殆どですが、ここが欧州らしいところでなんとウェットスーツで潜ってしまいます(笑)しかも5㎜で(笑)。
筆者は以前から地中海水深20m以深で20度以下の洗礼を頻繁に受けていたので免疫はついていましたが、最高気温25度(これが7月下旬ですよ?)でこれはさすがに少し寒いです。とは言っても少し寒いだけで済んでしまう上にドライスーツは浮力調整の時が少々面倒なので、その手間が省ける意味では生き物探しをしている内に寒さのことはすっかり忘れてしまいます。

1本目は前回紹介したムール貝

 1本目は前回紹介したムール貝なのですが色々なアングルで撮ってみたのでそちらもあわせて紹介していきます。

ムール貝

上の写真が前回紹介させていただいとときの写真になります。他にも様々なアングルで撮影したものがありますのでそちらもご覧いただければと思います。言葉でどう表せばいいのか分からないので(笑)

ムール貝

近くから撮ってみたのですが改めてムール貝びっしりです。間違えて触れようものなら貝殻はもはや包丁なのでかなり痛い目にあうことになります。

ムール貝

写真の奥を見ると魚が群れているのが見えます。隠れ家にもなる上にそこに棲む小動物を狙う魚、その魚を狙う魚なとどいった具合で、食事の場所にもなっています。養殖いかだの不思議な生態系ですね。

ムール貝

このような感じでイソギンチャクなど様々な生物が張り付いています。

ムール貝

表層部に近づくとよく光があたるだけのことはあって海藻も生えるようになります。そこにもまた色々な生き物があつまってユニークな生態系をはぐくんでいます。

2本目は海藻の森(キモいやつはまだです)

 安心してください、ここではまだ「キモい」やつは登場しません。ここで登場するのは密林のように茂る海藻の森です。

海藻の森

 透明度は相変わらず低いままですがこれは栄養豊富な海の証でもあります。そこに生い茂る海藻の森はまさに北の海ならではの水中風景です。その中を魚が群れていたり隠れていたりしているものなのでなかなか楽しい光景です。海藻の裏側を覗いてみたら稚魚が潜んでいたというのもしばしばです。

海藻のうに

 海藻の葉状体(海藻は藻類であって厳密には植物ではないので葉ではなく葉状体と言っています)の上に器用にへばりついているウニがいるのですがこれはおそらく海藻を食事中です。スペイン語では海のハリネズミを意味するErizo del marと呼ばれています。何ともかわいいネーミングセンスです。筆者の知る限りでは他にハンガリー語でも海のハリネズミ(Tengeri suni)という呼び方をしています。なお、余談ですがスペインでは日本と同様にウニを食べる文化が存在します。

 さて、ここから先は心の準備を整えてからスクロールすることをお勧めします。

いわゆる「キモい」の登場!

 ついに時はきました、これこそ3本目の目玉のいわゆる「キモい」やつなのですがそいつはヒトデの仲間です。ヒトデはスペイン語では英語圏のように海の星と呼んでおり、スペイン語ではEstrella del marになります。
とはいってもクモヒトデについてはこんな星は遠慮したいところですが、困ったことに筆者の大好きな生物な中にしっかりランクインしております(笑)。

クモヒトデ

 いかがですか!?気が付けば海藻がクモヒトデだらけです(笑)。深海ドキュメンタリーを見ていると水底にクモヒトデの一種がびっしりはっている映像を時々目にしますが、まさか水深15mあたりでそれを見ることになるとは思わなかったです。これははっきり申しあげて普通に「キモい」です(笑)。

クモヒトデ

 クモヒトデ絨毯を見回しているとあれれ?なんとサメの毛布にならんとしているではありませんか(笑)。サメは1mほどと小さめの部類でしかもとても大人しかったばかりか動く気配すらありませんでした(笑)。このサメ、実は美味なのでもう少し警戒した方がいいと思うのですが夜行性のせいなのか寝相が良すぎたようです。これではたちまちクモヒトデに覆われそうです。

おわりに

おめでとうございます!「キモい」ところを切り抜けました!(笑)。実はダイビングを終えて帰港するときにイルカの群れに出迎えられたのですが、なんとバッテリー切らして撮影できませんでした(笑)。無念なり!

それにしても改めていくら筆者の大好きなクモヒトデでもあれだけ密集しているとさすがにキモいです。そういうところもある種のチャームポイントだとは思うのですが。

 

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