婚活を進めていく中で、異性とのデートに出かけた際に考えるのは、デートにかかる費用の支払いだと思います。デートの際、男性がすべておごるべきなのか、割り勘にすべきなのか、悩むところですよね?そこで今回は、婚活デートにおける費用の支払いに関するデートの常識について解説していきます。

割り勘はなるべく避けるのが無難

まず、基本的には割り勘は避けるべきです。特に最初のデートからいきなり細かく2分割して支払いをすると、相手から良い印象を受けることができません。基本的には男性が女性に対しておごるというのが一般的な考えです。

特に好意を抱いている女性に対しては、悪い印象を与えないようにするためにも基本的にはおごるということを意識しましょう。特にデートをするようになって最初のほうは、相手に対してどんな人かという印象を与える重要な期間です。

この期間でケチな印象を与えてしまうと、後に挽回するのが大変になります。給料日前などできつい場合であっても、多少は無理してでも支払いを行うようにしておくことが無難です。

割り勘にこだわる男性に対する女性の印象とは?

何かと割り勘で支払おうとする男性がいますが、実際に女性から見て、どのように写っているのでしょうか。

ケチな人という印象を受けやすい

やはり何もかも割り勘で済ませようとする男性については、ケチなイメージを持たれるというのが一般的です。特に1円単位まで細かく割り勘で要求してくると、さらに印象は悪くなってしまいますので、注意しましょう。

ケチな印象を持たれてしまうと、女性の方からのお誘いの回数も減ってしまい、関係をうまく続けることができない、もしくは最悪の場合には関係が終了してしまうこともあります。

女性に支払いをお願いする時でも、7割以上は男性が払うとか、細かい端数の部分だけもらうなどすると印象も変わってくるでしょう。

男性が好感の持てる女性の反応は?

いくら男性がおごる、もしくは大半の料金を負担するとしても、その際の女性の反応いかんでは好感を持ったり、逆に不快に思ったりすることがあります。

建前でも払う姿勢を見せる

会計の際、建前だけでも財布を出したり、男性が会計を終えた後に「いくらだった?」と聞きながら財布を出すだけでも、男性の印象は変わってきます。そういった態度を示すことにより男性も好印象を持つようになり、気持ちよくおごることができるようになります。

また、正確な金額を覚えておく必要はないですが、今までに大体いくらおごってもらったから、今度は自分が支払おうという様な意識を持っておくといいでしょう。男性のほうもたまにはおごってもらうことで喜んでくれ、女性に対して好印象を持つようになるでしょう。

女性のほうから食事代をすべておごるというのは中々気が引けると思いますので、例えば食事に行く前のカフェの代金は割り勘にするか、女性が支払うことでバランスを取ることができるかと思います。

おごってもらって当たり前という態度はしない

逆に、支払いの際に先に外に出ている、会計が終わっても特になにもせず「ごちそうさま」とだけ言うような女性に対しては、男性は良い印象を持ちません。

「おごってもらうのが当たり前」という態度を見せていると、男性から敬遠されてしまいます。たとえ払う気がないのであっても、建前だけでも財布を出すなどの姿勢を見せておくことが大事です。

また、支払いをしてもらったら、必ず感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。「ありがとう」の一言だけでも伝えることで、男性のほうも支払いをした甲斐があったと感じる事ができます。

相手が飯モク女子かを見定めるには?

男性から見て、相手の女性がいいお店や高級な料理を堪能したいだけの女性、いわゆる飯モク女子かどうかを見極める必要があります。以下、見分ける方法について解説します。

まずは飲み物だけおごってみる

まずは飲み物の料金だけおごってみて反応を見てみるといいでしょう。その時の反応を見て、何か不満気な雰囲気を感じたら飯モク女子である可能性が高いと思います。食事目的で来ている女性にとっては、食事をごちそうしてもらってこそ来た意味があるので、その目的が達成できないと不満な態度を表に出す可能性があります。

会計時の女性の反応を探る

会計の際、女性がどのような反応を示すかでも判断することができます。例えば、会計の際全く財布を出すそぶりを見せなかったり、少し払ってくれないかと男性に頼まれた時に不満な態度をとるような女性は飯モク女子である可能性が高いです。

また、食事の際にいちいち「これ食べていい?」と聞いてきたらほぼ支払う気がないと思ったほうがいいです。相手の男性にもっと何か食べなくていいのか聞きつつ、男性に乗っかって自分も注文するというケースもありますので、注意しましょう。

女性が高いお店にこだわっていないかを見る

食事する場所を決める際、女性がお店を決め、しかも高いところばかりピックアップしているような場合には気を付けたほうがいいです。自分のお金では中々いけないけれど、人のお金であれば行ってみたいという様な女性はこのようなタイプが多いです。

食事が終わったらすぐに帰ってしまうというのであれば、ほぼ間違いなく食事目的で来たと考えていいでしょう。

価値観は人によって違う

デートでの支払いに関しては、その人によって価値観は違います。何事も定石はないので、お互いの性格や考え方に沿った支払いをするようにしましょう。

おごりたい男性もいれば割り勘にしたい男性もいる

デートの際、何でもかんでもおごりたいと思う男性がいます。それだけ相手に対してアピールしたいという気持ちや、嫌われたくないという気持ちがあるということです。

そうした男性に対しては、女性はしっかり感謝の気持ちを見せ、かわりにさりげなくコーヒーを買って来たり、お菓子を作ってプレゼントするなどして感謝の気持ちを見せると男性はより喜んでくれるでしょう。

一方、細かく割り勘にする男性もいます。こうした男性に対してケチだという印象を持つことはあるとは思いますが、考え方によっては、無駄遣いをしない性格という風に見ることもできます。余計なことに出費をしないという面では、将来的に見て経済的に安心できるということもいえます。

女性もおごられるばかりでは悪いと思っている

基本的に男性がデートの費用を負担していても、心の中では申し訳ないという気持ちをもっている人もいるはずです。支払う側の男性も、こうした女性の気持ちも汲んでおく必要があります。

とにかくおごっていけばいいという意識でいると、重く感じてしまう女性もいます。ですので、時には端数だけ払ってもらったり、ほんの少しだけ出してもらうようにすれば、女性のほうも逆に安心してデートすることができます。

婚活デートの会計は相手の価値観がわかるチャンス

上記でも解説したように、支払いに対する価値観は人それぞれです。おごることで自尊心を保っているつもりでも、女性としては平等な関係を築きたいと思っている人もいます。支払いの際には特にその人の価値観が現れます。

お互いの反応や仕草に注意を払いながら、おごる、割り勘にするなどをうまく使い分けていくことが良好な関係を継続させる秘訣になります。

今回解説した内容を参考にして、スムーズな支払いができるようにしましょう。