寒い冬もようやく終わり、季節は春真っ只中。春になったらお花見をして新しい服を買って友達と旅行に行って・・・と、楽しいことばかり連想しがちですが、吉田沙保里さんもかつてヨーグルトのCMで言っていたように、春は気候や環境の変化が激しい季節。体調を崩したり、ストレスも多くなりがちです。
日々の仕事、通勤電車、人間関係などでストレスマックス、その上花粉症で調子が悪いところに追い打ちをかけるような「春ストレス」。そんな時には上質な癒しが必要です。

ということで、癒しが欲しいと切に願うあなたに是非オススメしたいのがかわいい多肉植物たちです。今回もやはり強引な展開になってしまいましたが、癒し系多肉植物part2、いってみよ~!

パステルカラーの多肉たち

多肉植物のパステルカラーはトゲトゲした気持ちを穏やかにし、心をリラックスさせてくれる魔法のような効果があります。原色に比べ、パステルカラーは優しくキュートなイメージがありますよね。

紅葉と新芽のコントラストが絶妙な多肉植物

この時期、冬の紅葉を残しながら若緑色の新芽と相まって微妙な色合いを醸し出す多肉植物たち。愛好家としては紅葉がなくなってしまうのは寂しいけれど、多肉ちゃんたちが今年も元気に成長を始めたんだと思うと嬉しくもあります。今の時期だけしか見られない色彩をまとった多肉植物たちです。

・火祭り:ベンケイソウ科クラッスラ属

火祭り

私が「もう紅葉も終わりか~」と最も痛感するのが、火祭りが新芽を出し始めた時。毎年春になると「バイバイ、また来年ね!」と言わんばかりに赤からオレンジ、そして緑色に姿を変えていきます。今年は暖冬でなかなか紅葉しなかったのですが、ちょっとの間だけ真っ赤に色づいて私を楽しませてくれました。あっという間に終わってしまうのは名残惜しいのですが、紅葉が覚める途中のパステルがかったオレンジに染まった姿や紅葉と新芽のコントラストがまたオツだったりして、春の火祭りは大好きです。

・薄化粧:ベンケイソウ科 セダム属

薄化粧

葉先に淡く紅葉を残しながら、名前には不似合いな華やかな花を咲かせる薄化粧。多肉植物にしては薄く地味な葉っぱながら、冬には真っ赤に紅葉し、花を咲かせてまたもとの姿に戻っていく様子を見ているとなぜか和やかな気持ちになります。春の多肉植物では私が一番好きな品種です。

通年パステルカラーの多肉植物

最近は色んなタイプの品種を交配させて、真夏でもパステルカラーの多肉植物も多く出回るようになりました。置き場がないのがわかっていても、パステルカラーを目にすると可愛くてつい手が出てしまいます。こうやってパステル多肉スパイラルに陥っていくのだとつくづく恐ろしく思う今日この頃。

・クリームベリー:ベンケイソウ科エケベリア属

クリームベリー

この優しいパステルグリーン、なんとも癒されませんか?見るからに柔らかそうな葉っぱも、「守ってあげなきゃ」という気持ちにさせます。が、見かけによらずこの子は暑さ寒さに強く、成長も早いんですよね。3年目にして大きくなりすぎたので、ちょっとコンパクトにまとめてみました。多肉植物に癒しを求めるならサイズ感も大切です。これくらいのサイズがちょうどいいかも。

・パステル:ベンケイソウ科 クラッスラ属

パステル

名前のまんま、パステルグリーンの「パステル」。姫星の斑入り種なので和名では「姫星錦」や「小米星錦」と呼ばれています。ちっちゃな三角の葉っぱが上に向かってどんどん生えて伸びていき、脇からは新芽がわちゃわちゃで賑やかです。先端の葉は紅葉するとほんのりピンク色。夏でも涼しげなパステルグリーンが楽しめます。

白い多肉たち

白は清潔感や純粋さの象徴とされますが、上品で高貴なイメージもあります。白い多肉植物を見ていると、普段縛られているしがらみやこだわりから解放され、ゆったりリラックスした気分になります。さほど日差しの影響を受けないこの時期だけに見られる、透き通るような多肉植物の白さには、すっかり魅了されてしまいます。

・だるま秀麗錦:ベンケイソウ科グラプトペタルム属

だるま秀麗錦

普通の秀麗、だるま秀麗、姫秋麗(錦)はよく聞くけれど、だるま秀麗の錦というのは初めてだったので買ってみました。届いてみたらまぁ芸術的に白くてきれいだこと。ノーマルだるま秀麗と比べたらまるで私と石原さとみ(いや、年齢的に今井美樹か森高千里か)。兄弟姉妹なのにこんなに差別するなんて、神様ってつくづく不公平です。
もう少し季節が進めば緑も濃くなってくるのでしょうが、ここまで白いとなるとやはり体質的に色白なんでしょうね。ああ羨ましい…。

・アイボリー:ベンケイソウ科エケベリア属

アイボリー

もともとパステルグリーンのアイボリーですが、脇から一つだけ白すぎる子株が出ていました。成長につれて本来の色になっていくのでしょうが、たくさん出てくるアイボリーの子株の中でもここまで白いのは珍しいです。それにしてもおチビなくせにこの存在感、そして強い癒しのオーラ、こいつは大物になるかも?!

ちっちゃい多肉たち

ちっちゃくて可愛いものを見ると、思わず緊張した気持ちもほぐれちゃいますよね。
多肉植物にはそれほど大きく成長しない小ぶりな品種がたくさんあります。ちっちゃな癒し系の多肉植物は、セダム属に多いようです。

・リトルバラ錦

リトルバラ錦

この品種は巷ではベンケイソウ科のセダム属だとかエケベリア属だとか意見が分かれていて、正確なところはよくわかりません。セダム属のプロリフェラ錦に酷似していることから、私としてはセダムの線が強いと思ってお世話しています。儚げですぐ枯れちゃいそうな見た目に癒されて購入したのですが、実は結構根性のある頑張り屋さん。冬の寒さにも夏の暑さにも文句を言わず、じっと耐えているその姿がまた健気でますます溺愛してしまう私です。

・玉葉:ベンケイソウ科セダム属

玉葉

小さくつやつやの丸い葉っぱがかわいい玉葉(たまば)。夏は深緑色ですが、冬の寒さで真っ赤になって未だに覚める気配がありません。単体で見ても超個性的ですが、ユニークな形状やインパクトのあるカラーで寄せ植えのポイントとしてもよく使われます。
小さな体で一生懸命上へ上へと伸びていく姿を見ていると、何とも言えないほのぼのとした癒しを感じてしまいます。

むっちり勝負の多肉たち

多肉植物の魅力はなんといっても葉っぱのむちむち感。ボリュームたっぷりの葉っぱを見ているとなぜかお腹がすいてしまう、もとい、癒される人は多いはず。今回は数あるむっちり多肉の中で、この時期ならではの色合いがチャーミングな品種を川辺憩セレクトで二つ選んでみました。

・デビーレインボー:ベンケイソウ科グラプトベリア属

デビーレインボー

色々調べてみましたが、なかなか謎の多い品種です。「デビー」という名前のグラプトベリア属の品種もあるのですが、どちらかというと平べったい感じがするデビーの葉っぱに比べ、『レインボー』が付くと明らかに「何かが起きている」ことを感じさせるむっちりさ。ここ3年ほど育てているのですが、虹色に染まったことはないしそのような画像を見たこともなく、むっちり一筋という感じです。なぜ『レインボー』なのか?!
葉挿しから育てて、一枚は日当たりがいいところで、もう一枚は日当たりイマイチで育てたら、微妙に色が違う苗になりました。このような個体差が7種類あるのかも?!
または、冬はややパステルピンクに染まることから季節によって7色の変化を楽しめるとか。
あれこれ想像するほど謎だらけ、ミステリアスなものに人は魅了され、ミステリアスがゆえに癒されるのです。ってちょっと強引すぎるかな。(汗)

・バレンタイン

バレンタイン

ハイカラ多肉王国の韓国からやって来たらしいです。
この品種に関してもベンケイソウ科のエケベリア属とパキベリア属(エケベリア属とパキフィツム属の交配)の二つの説があり、調べてみたのですが残念ながらはっきりしたことはわかりませんでした。私としてはパキベリアの線が濃いような気がしますが。
それにしてもこのむっちりさは横綱級、白みを帯びたボリューミーな葉っぱに紅葉が覚めきれない絶妙なカラートーン、ため息が出るほど美しいとはこんな感じでしょうか。まさに多肉界の「きれいなお姉さん」、種名の由来は謎ですが、バレンタインデーにこんなにきれいな人から告白されたら、男性はメロメロでしょうね。そして私はできることなら親指姫になって、バレンタインの葉っぱの上で昼寝をしてみたい!(あ、すみません。また暴走癖が・・・。)

春は多肉で癒されよう!

今回も私の個人的な独断と偏見で突っ走ってしまいましたが、癒されていただけましたでしょうか?
私たちにとっては何かと気苦労が多いこの季節ですが、多肉植物は成長期真っ只中。慌ただしい日々に疲れたら、是非多肉植物を愛でて癒しをもらって下さいね!
それでは、part3も乞うご期待!!