霊感という能力
この広い世の中には「霊感」と呼ばれる能力を持ち合わせている方が存在しています。俗に言う幽霊や霊魂など、普通は見えることのないものを見たり感じたりできる人のことです。これまでの風潮では、肉眼で霊が見えるという人の証言や体験談などについて、科学的根拠や証拠が乏しいこともあり、多数の方から霊感というものは軽視されていました。
ところが近頃ようやく霊感という能力をもった人物は多少なりとも確かに存在していると認める方が増えてきています。その要因として挙げられるのは、医学者が臨死体験中に知ったことを、意識が戻ってから調べれば確かだったという話や、科学的に解明できない現象や事柄がインターネットを介して、世の中に広まったことが大きいと考えられます。
霊感体質の種類
霊感を持ち合わせていると言われる人は、共通点や類似した部分が多いとされています。例えば、両親や祖父母または親類に霊感のある人が居るとか、霊の影響を受けて予期せぬ頭痛や体調不良に見舞われたりするなどです。そういった人のことを霊感体質と言います。殆どの人の目には見えないものを感じる能力なため、誤解されることも多々あります。
この記事では霊感体質というものが在るという観点で書き添えていきます。
霊感体質の特徴
さて、まだ霊感体質であることを自覚している人であればいいのですが、実は霊感体質でありながら本人に自覚が無いという人も多く存在しております。そういった人の場合、先程も触れましたが意味不明な偏頭痛が頻繁に発生したり、予期できない体調不良が慢性化しても原因が全く分かりません。恐らく病院に行っても異常なしと診断されるからです。
その結果、自分は不治の病に侵されているのではないか?と思い込んだり、心因性の欠陥があるのではないか?と悩む人も少なくないそうです。そのような人は、もしかすると霊感体質の可能性があります。そこで、これより霊感体質の人に多いとされる特徴を記していきます。該当する部分があれば、霊感体質かも知れませんので早速見ていきましょう。
波乱万丈の人生である
直感が鋭いという人も存在していますが、そんな人は危機察知能力にも長けているため、上手に人生を過ごすことも可能でしょう。霊感も同じように考えられがちですが、残念ながら霊を見る能力はあっても、実生活において先を見通す力とは異なると言えます。人生を送る過程で良い時と悪い時が極端で、浮き沈みの激しい人に霊感は宿りやすいものです。
たまに霊感についての記事などで、霊の波動を受けるから霊感体質の方は人生が波乱万丈になるという書き込みを垣間見ます。しかし、それは逆でして波乱万丈の人間に霊体が寄り付き、その人を霊感体質にしてしまうことが殆どであると思われます。何故に霊体は波乱万丈の人に近づいて、霊感体質へと導くのかは未だに解明されていないのが厄介です。
眼力があり目元が鋭い
霊体を見る以外にも、優れた感性や能力を持つ人は多く存在しています。洞察力・読心力・推理力・第六感など多々ありますが、霊感体質の人に多く見られる特徴の一つで、眼力があり目元も鋭いというのがあります。その眼差しで見つめられた相手からすれば、まるで心の中を見透かされている感覚になり、本当のことしか言えない気持ちになるのです。
その眼力は第三の目でサードアイと呼ばれており、眉間上部辺りの内に秘めたる目と言われています。それから、この能力は鍛えることも可能です。静かな場所で気持ちを落ち着かせて深呼吸を繰り返し、眉間上部に意識を集中させる瞑想法で能力が開花された人も多いです。目つきが悪いのではなく、目力が強い人は霊感体質であることが多々あります。
人混みが嫌いで苦しい
何故だか人混みに行くと、疲れやすくなったり息苦しい時すらあるという人は、霊感体質である場合が多いと言えます。無意識の内に周囲の人の気を取り込んでしまったり、敏感に感じ取ってしまうため心身の負担となり疲れやすくなるのです。自身が霊感体質であるという自覚のある人は、徐々に影響をうけないようなバリヤーを張り巡らせていきます。
いわゆる霊能力者や霊感の強い人は、その気のオーラのようなバリヤーを瞬時に張り巡らすことができるので、人混みでも影響は受けません。霊感の無い方でも人混みで気分が悪くなったりしますから、霊感体質であれば重ねて他気も受信するので辛いはずです。でも霊感体質であることを自分自身が認めれば、バリヤーのオーラは生成されるようです。
他人よりも多感である
霊感体質の人は他の人と比べて明らかに違うという部分も多いとされています。それには霊感体質者ならではの多感性が大きく影響しているからだと思われます。その例として、スマホの着信音が鳴った瞬間に誰からの電話か分かったり、理由も無く何気に昔のヒット曲が頭に浮かんだ瞬間、その曲が有線やラジオから流れてくるなどを頻繁に経験します。
多感であるということは、感情の起伏が激しい部分も持ち合わせていると言えます。気分屋という我が儘に近い人格を示すのでは無く、テンションの高い時と低い時の温度差があり過ぎるということです。これは、少しの匂いや人の言い回しで過去の良いイメージや逆に暗いイメージなど、その時々によって心の変化が表面に出てしまうからだと言えます。
存在感があって優しい
これも霊感体質の人が持つ大きな特徴と思われますが、至って普通に過ごしていて行動しているだけでも、何故か人を惹きつけるオーラのようなものを感じます。ですので、霊感体質の人は特に目立ったことをしていなくても、その人が居る時と居ない時との違いは歴然です。それこそ、存在感があるという何よりの証明だと言ってもいいでしょう。
前述した通り人を惹きつけるオーラを持ち合わせていますが、人間的な魅力が無ければオーラの種類も違ってくると言えます。その魅力の一つが優しさですが、ただ優しいだけではありません。自然に相手の身になって配慮したり、あらゆる人や生き物にも思いやりを持てる気質があります。ですので、霊体も理解してくれると思い、寄ってくるのでしょう。
遺伝が大きく影響する
この記事の冒頭で述べていますが、両親・親戚・祖父母などから受け継がれる遺伝によって霊感体質になる人は多いと見受けられます。この場合の霊感体質者は、その霊感を持つ親類の方から聞くことも多いはずですが、中には全く聞かされない場合があります。ですので、これまで記した内容の中に心当たりがあれば身内の方へ何気なく聞いてみましょう。
遺伝とは血縁関係にあたる方々の話ですが、一緒に生活を共にする人が霊感体質の場合、その人の影響を受けて霊感体質になることがあります。従いまして、必ずしも遺伝による影響力だけで霊感体質になりやすいとは言い切れないのかも知れません。余談ですが、自身が霊感体質だと自覚しても、全ての悪い要因を霊体に押し付けることは避けましょう。
まとめ
今回は霊感体質でありながら、自覚がない人の特徴などについて記述させて頂きました。確かに第六感というものが人間には備わっていると聞いたことがあります。あと余談ですが、20歳までに霊体を見なければ死ぬまで霊体は見ないと聞いたことがあります。筆者は霊体を見ることに年齢制限など無いという持論がございます。皆様はどう思われますか?