今回は調査報告であります!
婚活に悩む女子たちの力に少しでもなりたいと勝手に使命感を燃やした筆者は、周りの男性たちから何か有益な意見をゲットできるのでは?と考え、この度調査に乗り出したのであります。
早速、飲み会や仕事で会った人に聞き取り調査を行ったわけですが、なるべく人間性が偏らないようにと心がけたつもりでも、所詮筆者の不躾な質問に答えてくれるような寛大な心の持ち主というポイントで言えばやや偏った調査結果になったかもしれないということは、先にお断りしておかなくてはなりません。
とはいえ、少なからず筆者としてはですが、なかなか興味深い調査結果が得られたのではと思うので、考察を交えながらご報告して参りたいと思います。
街頭100人アンケートほどの説得力はないかもしれませんが、少しでもご参考にして頂けたら、あるいは参考にならずとも婚活の息抜き程度にお楽しみいただけましたらこれ幸い。
ということでレッツレポート!

マッチングサイトで連絡してみようと思う相手とは

はじめに、周りの男性(既婚、未婚問わず)に「結婚相手を探してマッチングサイトに登録したとして、連絡してみようと思う相手ってどんな人?」と聞いてみました。
出揃ったのは「真面目そうな人」(既婚30代)「趣味が合いそうな人」(未婚30代)「ビジュアルが自分好みの人」(未婚20代)「信用できそうな人」(既婚50代)「笑顔が素敵な人」(既婚60代)「自分のニーズ(料理できるとか)に答えてくれそうな人」(未婚20代)という回答。
未婚男性が具体的な回答だったのに対し、既婚男性からは「そもそもマッチングサイトの情報だけで結婚相手にしたいかどうか判断できない」(既婚20代)という、なんなら質問すら否定するような物を筆頭に、全体的に漠然とした回答でした。
その未婚者の具体的さと既婚者の抽象的さの対比がなかなか面白い結果だなと思ったのであります。

さらに彼らとその時交わした議論もご紹介します。
「趣味が合いそうな人」と答えてくれた未婚男性へ「そもそも奥さんと趣味を共有したいの?」と質問してみたところ、釣りが趣味の彼は「確かに一人でじっくりやるのが楽しい時もある」という答え。
別の未婚男性は「自分の趣味であるアーティストのライブに誘ってみて、1回でも楽しんでくれたら嬉しい」とも答えてくれました。
番外編として、とある既婚男性が「以前共通の趣味を通じて知り合った人と付き合ったが彼女の方が詳しく若干ヒイてしまった。マニアックな知識を競い合うようになってしまい喧嘩が増え別れた」という話もありました。
結論、結婚前に同じ趣味を持っている必要はなく、「自分の趣味を理解して参加またはほっといてくれるか否かが問題」というところに落ち着きました。
続いて「ビジュアルが好みの人」に関して。細かいやりとりは省略しますが結果「遺伝子的に拒否反応が出るような相手でなければ、ビジュアルが変わっても愛せる人間性の人の方がいい」という結論になんとなくなりました。
もう一人、頑なに「性格悪くていいから好みのビジュアルは絶対外せない」という20代未婚男性もいましたが、彼はその飲み会の終盤で、彼女に二股かけられてたことが発覚し大げんかになり結局自分が土下座したことで丸く収まったという話をなぜか嬉しそうにしてくれ、同席していた全員からドM認定を受けたことも余談としてご報告しておきます。
「自分のニーズに応えてくれそうな人」という彼とは、よくよく議論を重ねていくうちに、「じゃあ元々全く料理できない子が自分のために料理本買って練習して作ってくれるようになったら?」「超かわいい、すごくイイ」とのことで、趣味重視だった彼と話していたような「結婚前にそこまで重視する必要のないこと」のように感じられ最重要条件として挙げるには適当でないことという結論に至りました。
以前、男性は結婚相手に対し「俺の人生にどれだけ寄り添ってくれるか」を気にする傾向があると聞いたことがあり、その点について問いかけてみたところ「恥ずかしながらそれはかなり重要なポイントかも」「今まで俺が言いたかったのはまさにソレ」などと全員が肯定的な意見を述べていたことも併せてご報告いたします。

既婚男性たちの議論

すでにご結婚されている方々に「もしも結婚相手をさがしてマッチングサイトに登録したら」という想像をしてもらうこと自体ハードルが高かったようで「今の嫁がいいから結婚しただけなんだけど(苦笑)」という惚気じみた困惑に始まり「そもそも俺は結婚したいのか?」「なんでそこまでして結婚したいんだ俺は」と架空の設定に感情移入してもらうまでに結構苦労させてしまい、申し訳ない気持ちになりました。
彼らのありがたい努力の甲斐あって「真面目そうな人」や「信用できそうな人」「笑顔が素敵な人」というぽわんとした回答をやっと得ることができたわけですが、「真面目そうな人」や「信用できそうな人」と答えてくれた彼らにその真意をきいてみると、「初めて会う上に結婚前提なんだから信頼できそうかどうかが全て」とのことでした。
「でも真面目かとか信用できるかなんて会ってみないとわかんなくないですか?」と聞いてみたところ「それでも何をみて選ぶかと言われたらそことしか答えられない」との回答。まずは自分の見る目を信じて探し、会ってみてさらに信頼関係を築けそうかどうか考えるとのことでした。
今回の最年長回答者である60代既婚男性の「笑顔が素敵な人」というなんともキュートな回答に関して「それはビジュアルが好みということでは?」と確認したのですが、それとは頑として違うものだと熱弁してくださいました。
綺麗な女でも笑わない人なら隣にいてもつまらないし、なんとも思わなかった女性が最高の笑顔で笑いかけてくれたらそれだけでどきっとしちゃうと。気持ちが明るくなっちゃうもんなんだとおっしゃってました。「人生いいこともあれば嫌なこともあって、そういう時に隣にいる人の笑顔で気持ちが軽くなってまた頑張ろうと思っちゃうもんなんだ男は」と人生経験豊かゆえにシンプルに振り切れた回答に妙に納得してしまったのでありました。
議論は未婚男性との方が圧倒的に盛り上がったわけで筆者としては既婚男性たちの回答に若干物足りなさすら感じたのですが、すでに結婚されている彼らからしたら素直な答えだったのかもしれません。

議論を振り返ってみて

未婚男性と既婚男性の回答それぞれに「具体的」と「抽象的」という違いがあったことも発見でしたが、未婚男性は「相手からなにを享受できるか」を考えているように感じた一方で、既婚男性は「自分が享受するにあたり適切な相手かどうか」を考えているように感じられました。
既婚者の考え方が尊いみたいなことを言いたいわけでは決してなく、「結婚をしたことがある」という一つの経験則上、体感的にそこが結婚生活を続けていく上でのポイントであると感じているのではないか、ということです。

ある女性の先輩の話なのですが、その先輩は筆者が知る限り異性からも同性からもかなりモテる女性で、仕事もバリバリしてて、楽しい遊びもたくさん知ってて、30代後半まで未婚でした。そんな中、割と年上のやや小太りの同じくらいの稼ぎであろう(推測)男性と結婚されたんですね。
なんでその人と結婚しようと思ったんデスカ?一歩間違えなくてもめちゃくちゃ失礼な質問を、当時若かりし筆者はその先輩にしました。
純粋にどんなところに惚れたのか知りたかっただけなのですが、裏を読もうと思えばいくらでも読める危うい質問にもさすがデキる女、その先輩は嫌な顔せず、少し考えて、率直な質問に率直に答えてくれました。
付き合った当時、先輩が初めて彼の家に遊びに行ったらヒクほど散らかっていたそうです。手料理を振る舞うつもりで買って行った食材を調理する鍋一つなく、愕然としたと。そして同時に、彼は仕事を頑張っていて、その仕事でたくさんの人を幸せにしているのに、当の本人はなぜこんなにみすぼらしい生活をしているのだと、憤りを感じたそうです。
で、私が世話してやるしかない!と思った、とのことでした。
それは共働きでも女が家事をするのが当たり前ということではなく、単純にパートナーに家事能力がなかったから自分が補おうと思ったという、シンプルな考えだったとのことでした。

男女関係なく、相手から何を享受できるか考えるより、自分は相手に何を与えられるか、を考えた方が何より気が楽だし、自分の問題だから考えやすい。
問題はどうやらそう思い合える関係性を作れる相手かどうか、というところにあるようだと、今回の調査で筆者は感じたのであります。
そしてそれは「高い」とか「低い」という尺度でジャッジできるようなものではなく、自分の感受性でしか判断できないことなのではないかと思ったのであります。人にどうこう言われる筋合いもなければ周りの基準を気にすることでもないと。
つまり女子たちをはじめ婚活に励む人々は、自分の感受性を磨くことだけに注力すればいい!と、筆者は感じたのでありました。

今回のように身の回りの狭い範囲でセルフ調査を行ってみるのも色々な意見が聞けて、いろんな考え方に触れられて感受性を磨くのにはいいかもしれません。
果たして、筆者の感受性は磨かれたのか、という点においては謎のままですが、ぜひみなさまにもお試しいただきたいと思うのであります。
以上、調査報告は終わります。おそまつさまでございました!