どうもこんにちは!
ミリタリーファンの方ならだれでも知ってますよね、SAS。
サザンオールスターズじゃないですよ、個人的には大ファンだけど。
SASと言えば、イギリス陸軍特殊空挺部隊。
あの名作漫画、マスターキートンの主人公、平賀キートン太一が所属していたことでも有名ですよね。
この前、古本屋さんをぶらぶらしていたら、見つけちゃったんですよ。
「SASサバイバル・マニュアル」
気になるでしょ?
気になるよね?
なので、買っちゃいました。
というわけで、今後数回にわたって、このマニュアルに基づいて、SAS流に極限状況を切り抜く術を皆様にご紹介したいと思います!これを読み応用すれば、デート中のピンチから脱出できるかもしれない!

第一章 捕獲

最初に目次を見て「捕獲」と書いてあるのを見つけて、てっきり食糧調達のために生き物を捕まえるための「捕獲」かと思いました。
違います。
敵につかまり捕虜となる、という意味での、「捕獲」です。
そうですよね。
ウッキウキでデートしていたら気付かずに停戦ラインを越えてしまい、武装勢力に捕獲されてしまう、なんてことがあるかもしれません。
都内でデートしているつもりが間違って千葉県に侵入してしまい、陸自最強と言われる習志野駐屯地の空挺部隊に捕らわれてしまうかもしれない(編集部註:千葉県には東京と名の付く場所が多数あります)
群馬でデートしていてうっかり「こんな田舎、なんもねぇなぁ!」と口走り、直後に竹やりを持ったグンマーに包囲されるかもしれない(編集部註:群馬県にはグンマーが多数生息します)
特にこのサイトは(あくまでも)婚活サイト。(編集部註:れっきとした、本格的婚活専門サイトです!)
そういったリスクは非常に高い、と認識すべきでしょう。
そんなときに役立つサバイバルです。
…最初に竹やりで突き殺されるのはワタクシかもしれない…。

ここでは、まず捕虜の扱いは国際的に一定水準が保証されていることが挙げられ、捕虜になることは決して恥じることではないとされています。捕虜になるくらいなら…と、変な気を起こすなということですね。
そして、最初にすべきことは、周囲に十分注意しながら脱走を図ることだと教えています。特に前線で捕獲された場合、敵の数が多く見つかってしまう危険性も高いが、どさくさに紛れて逃げおおせるチャンスも多い。だから冷静に状況を分析し、チャンスがあれば逃げようね、と書かれているのです。このチャンスは、例えば味方部隊による空爆や突撃など、要するに戦況や状況を変化させ得るもの、ということです。

このチャンスがない場合、チャンスが来るまで、または救出・解放されるまで、じっと待つことになります。そうなると持久戦ですが、このとき、サバイバルの「敵」を認識すべきと書かれています。サバイバルの敵とは、痛み、寒さ、渇き、暑さ、飢え、疲労、飽きと孤独感、そして恐怖です。本書では一つ一つに対する対処法が書かれていますが、精神的な部分が多くを占めます。
まずは「あきらめないこと」。どう生き残るか、どうやって逃げるか、ということに集中することで、痛みや苦痛を軽減し、和らげることができます。次に、痛みや恐怖といった「敵」を、正確に認識すること。どこが痛いのか、なぜ痛いのか、と具体的に把握することや、「恐怖を覚えるのは人間の生理として普通のことだ」という認識を持つことで、必要以上にパニックになるのを防ぐことができます。
そして、賢く休むこと。がむしゃらにずっとバタバタするのではなく、休むべき時にしっかりと休息をとり、動くべき時に動き、脱走を図るのだ、と教えているのです。
ふむふむ、なるほど。キートンの不屈の精神はこのあたりに由来するのかもしれませんね。

第二章 脱出

捕獲されても、あきらめずその状況に耐えきったら、次は脱出です。
そうか、この本のおおまかなストーリーとしては、敵地で捕獲され、そこから脱出し、過酷な状況を生き抜いて救助を待つ、という流れなんですね。
脱出を試みるあなたの前に立ちふさがるのは、あらゆる素材の「壁」です。ブロック然り、レンガ然り、強化コンクリート然り。本章では、これらの壁の壊し方を主に解説しています。また、脱出前に用意すべき装備についても触れられています。

まずは食糧。基本的に出された食事は全て食べきるべきですが、保存のききそうなものを手元に残しておき、のちの脱走生活に備えるのです。立食パーティにはタッパーウェアが不可欠ですぞ。
また、あらゆる手段を駆使して地図を入手すべきと指摘しています。スマホなんか電源が落ちたらおしまいですし、状況によってはグンマーに没収されるかもしれません。デート中も、レシートやコースターに地図を書いておくクセを身につけましょう。奇異な目で見られても、サバイバルには代えられません。さらに、ノミや方位磁石、ゴム、木片などを集めておくと、その後のサバイバル生活に大いに役立ちます。

第三章 回避

装備を手に入れ、壁を乗り越えて脱出に成功したら、次は敵からの回避です。応用すれば、デート中に元カノや元カレに遭遇しそうな状況を避けることにも使えるかもしれません。
回避には、4つの原則があるとされています。

ひとつめが、準備

脱出後、どこを通り、どこへ向かうか。計画を立て、その行程を歩ききるための体力作りを行うことが重要です。会いたくない相手を避けるために遠回りをしても息切れしないよう、普段から適度な運動を心がけましょう。

ふたつめは、装備

特に捕獲された状況では、手に入れられるものも限られています。あらゆるものが脱出や脱走、回避の役に立つと考え、捨てずにおくことが大切です。デート中も、自由に行動できないという意味では捕獲と同様の条件と考えられます。レシートだって、紙飛行機にして飛ばせば通信手段になります。捨てずに財布へしまいましょう。

みっつめは、姿を隠すこと

軍隊では、カモフラージュ(偽装)とコンシールメント(隠ぺい)が鉄則とされています。基本的には何かに隠れ、必要に応じて周囲に溶け込むよう偽装する、ということです。元彼や元カノに見つかりそうになったときは、生き別れた兄妹と感動の再開を果たしたかのように偽装し、速やかに周囲の人混みへ隠れましょう。

よっつめは、「蛮勇をふるうべからず」

緊張が極度に高まると、人間思いきった行動に走ろうとするものです。が、そんなことをすればたいていは失敗します。映画のようにうまくいくことはないのです。軍隊では、「ステイ・アラート(警戒態勢を維持せよ)」という言葉が使われます。デート中、元カノに出くわしたからといって「ハッハハハハハ久しぶりだねぇ!紹介しよう、僕の今の彼女だよ♪」などと爽やかに躍り出るような行動は慎み、あくまでもカモフラージュとコンシールメントを心がけましょう。

第四章 サバイバル

キターッて感じのタイトルですが、ここではあくまで計画と概要です。捕獲された状況から脱出・逃亡し、回避を繰り返して、いよいよ自身の生存をかけたサバイバルが始まります。
けがをしている場合は応急処置を行い、手に入れられる装備品を集めたら、サバイバル行動のための判断をしなければいけません。最初に求められる決断は、その場にとどまるべきか、それとも離れるべきか。もしその場にとどまるのなら、自分が置かれた状況をよく掌握し、あらゆる方法でその状況を改善しなければいけません。一方、移動するのなら、移動先はどこなのか、目的地に到達できる状態なのか、移動中の安全は確保されているのか、慎重な判断が求められます。

彼女とデートしていて、その場に「見つかりたくない相手」がいるとわかった場合、まず考えなければいけないのはその場にとどまるかどうか、ということです。相手も自分の存在を認識していて、しかも探されている場合、その場にとどまることは(敵による)発見のリスクを高めてしまいます。しかし、不用意な移動も危険です。
また、この章ではサバイバルに有用な装備についても割と細かく説明されています。今度は、脱出のための装備ではなく、生き抜くための装備です。防水マッチやパラシュートコードなど、いくつかあるのですが、多くの人が日常的に携帯していそうなもので、重要なものが二つ含まれていたのでご紹介を。(ご担当者様、不適切と思われたらごめんなさい、削除をお願いします)(編集部註:ガンガンいこうぜ)

まずは女性用のタンポン。馬鹿なと思って読み進めると、非常に優れた火口(ほくち)になると述べられています。つまり、石などで起こした火花を安定した炎にするための着火剤になるというわけです。圧縮されているため携行性が高く、着火性が良い、とのこと。実際、イギリス空軍の個人携帯用サバイバルキットには標準装備だそうな。

もうひとつはコンドーム。もちろん、潤滑ゼリーとか使ってない安物限定。特にコンドームのサバイバル用品としての評価は高く、防水袋としてあらゆる使い方ができます。オーソドックスなのは水入れ。ゆっくりと注水することで1.5リットルも入るんだとか。湿気から守りたいものを収納することもできますし、二個つなげてスリングショット(いわゆるパチンコ)のゴムとしても使用できる、と。そういえば、第二次世界大戦では、ノルマンディー上陸作戦に動員された兵士の多くが小銃の銃口にコンドームをかぶせ、水と砂の侵入を防いでいた、という話を思い出しました。あらゆる局面で役に立つ装備、といえますね。

というわけで、SASサバイバルマニュアル前編をお送りいたしました。ここでご紹介した内容、ぜひ役立ててくださいな!で、興味があったら本探してみてね。

 

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