婚活パーティーとはまた違って、お見合いは一対一の席となりますよね?隣に紹介者や両親などが同席する場合も当然ありますから、いつも以上に緊張してしまう事は否めません。
お見合いに行くにあたり、最適な服装はどんなコーディネートで何に気を付ければ良いのか、ご紹介いたします。

お見合いに着物って今でもやっぱり定番?

「本日はお日柄も良く・・」なんて言葉で始まるお見合い。そのフレーズを聞くと、スーツ姿の男性と和装の女性が向かい合って座っている姿が想像できませんか?

お見合いといえば、着物!そういう時代もありましたから、やっぱり和装にするべきかななんて気持ちにもなりそうですよね。和装は、ぱっと見でも華やかな雰囲気を与えますし、しっかりと帯を締める事で気持ちも何だか引き締まる気がします。

でも、無理に着物を着る必要は全然ありません。着物は、着慣れていないと窮屈な事が多いのです。また万が一着崩れした際に、手直しが出来ないと、悲惨な状態になりかねません。

どちらかと言うと、洋装の方が堅苦しい雰囲気がなくて良いという意見もあります。大概の男性はスーツで来ますし、並んで歩いてみてしっくりくるという可能性もありそうですよね。

さらに、お見合いの席で食事をするとなれば、着物で締め付けられているので、慣れていないとお腹が苦しくなりがちです。洋装ならば、普段通りに食事ができるでしょう。
あまり気負わずに、楽しい場を過ごせるような服装を選びましょう。

指の先まできれいに

当然近距離で座るわけですから、手元もしっかりと見られるのは想定内ですよね?
それを見越して、ネイルケアも事前に欠かさないのが女性でしょう。ですが、頑張りすぎるあまり、派手なネイルアートを施すのは、もちろん禁物です。

ラインストーンなどは一か所だけにほんの一粒程度に抑えましょう。また、色味にも注意が必要です。ダーク系や原色、ラメが強いものは不向きです。

お見合いですから、この先の結婚を意識させるためにも、控えめな淡いピンク程度が無難な色です。手元から、家庭的じゃないという烙印を押されてしまっては、勿体ないですよね?
落ち着いた清楚な印象は、手元からも伝わるのを忘れないようにしましょう。

一番無難な服装はスカートやワンピース

一対一のお見合いだからこそ、好感度の高い第一印象を相手に与えたいですよね?

そうなると、やっぱり鉄板の服装はスカートかワンピースでしょう。裾の広がった、ふんわりとしたスカートなどから足が出ていると、女性らしさがより一層際立ちます。ですが、あくまでもヒザが見えるか見えないかくらいの丈を基本としましょう。

ボトムスはスカートでいいけど、トップスはどんなものがいいのか気になりますよね?
そんな時は、ワンピースにしてしまうとコーディネートにあまり悩む事もなくて楽ですよ!

ワンピースにしてしまえば、あとは羽織りものだけを選べば良いので、必要以上に頭を悩ませる事もないですよね。

また、女性物のスカートスーツのようなフォーマルな恰好は避けましょう。堅苦しい印象しか与えかねません。あくまでも、清楚な柔らかい印象が大切ですから。

色や柄は?

良い印象を与えるには、明るめの服を意識して選びましょう。原色ではなく、パステル系の色味だと優しさが溢れるコーディネートとなるでしょう。

でも理由はそれだけではなく、服の色で顔が明るく見えるという利点もあります。それだけ、色がもたらす効果は大きいのですね。

黒などのダーク系の服ですと、コーディネートは楽なので、ついつい手に取ってしまいがちですが、暗い印象になってしまいますし、お見合いの席にはNGです。

着物は美しい柄を見せても違和感がありませんが、洋装で柄物を着てはいけないという訳ではもちろんありません。もし着るのであれば、プリントされている柄は小さめの、あまり目立たない服を選びましょう。

柄物は洋服の柄にばかり目線が行ってしまい、全体的に少し騒がしい印象となってしまいます。できれば無地の物がおすすめですが、もしコーディネートに取り入れたいのであれば、スカート部分に柄を持って行きましょう。

座って話をするので、ボトムス部分には目が届きにくくなるので、さほど邪魔にはならないかもしれません。レースなどの編み込んであるタイプの総柄は、一色使いですし、ごちゃごちゃした感じは抑えられるでしょう。

でも、柄物を着ると決めたなら、必ずカーディガンなどで全体をスッキリさせるのがベストです。

春や夏は、シフォン素材のワンピースなどで、トップスに持ってくるならホワイトや淡いイエローやグリーンなどが、爽やかさがプラスされるでしょう。

また、秋や冬は少し暖かみが感じられるニットやカシミヤの素材もいいですね。モコモコしすぎない程度の服を選び、冬らしくホワイト系でまとめるのもおすすめです。
出来ればカシミヤの方が、上品らしさが出るので取り入れてみると良いでしょう。

靴はどんなタイプがいい?

お見合いの際、場合によっては周囲を2人きりで散歩でも・・なんて流れになる時もあるでしょう。
お相手のプロフィールを当日までに、どこまで入手できるか分からないかもしれないですよね?

相手の身長の事を踏まえた上で靴を選ぶのがとてもマストだと思います。自分は身長差を気にしていなくても、相手は男性となれば違います。女性よりも身長が低いと、コンプレックスを抱く男性はまだ多いのです。

男性は、やはりカッコつけたい人が大多数でしょう。万が一、ヒールの高さによって、自分よりも高身長な人なんだと思わせてしまった場合、男性の優越感を奪ってしまう可能性もあります。

もちろん、自分自身を美しく見せる事も大切ですが、先にお相手の身長など情報を手に入れる事が出来るのなら、ヒールの高さを考慮した靴選びを優先しましょう。

ですが反対に、あまりにも高身長な方だからと、気張って釣り合うようにと10センチ以上もあるヒールを履くことは、これまた逆効果ですので、注意すべきです。

無駄に高さだけ際立ってしまう靴は、自分自身を安っぽく見せてしまいますし、お見合いの場にふさわしくありませんよね?

そしてローヒールではなく、最低でも3センチは高さのある靴を履くと、脚を長く見せる効果もあります。季節にあった素材のパンプスなんてどうでしょう?

春や夏といった季節には、ベージュなどのエナメル質のパンプスなどが服装にも合わせやすいですよ。
秋口には、型押しのデザインなども取り入れてみるといいでしょう。
また、冬は少しファーがつま先やかかとにあしらわれているのも可愛らしいですね。

置き場所に困らないバッグ選びを

服装と靴が決まれば、次はバッグも大切なアイテムですよね?
荷物置き場を用意してくれる場所かどうか定かではない時、バッグの置き場に困惑してしまう時もあるでしょう。

床に直置きなんて当然できませんが、最近では、バッグをテーブルに掛ける携帯用のフックなども売られています。ですが、バッグを引っかけるのもお見合いの席では出来かねます。

そうなると、自分の座席の背もたれにバッグを置くことになるでしょう。ここで気を付けないといけないのが、バッグの形とサイズです。

当然、小ぶりの物が必須ですが、気を付けて座らないと、型崩れして不格好なバッグとなり見栄えが悪くなります。
また、転がりかねない形状の円形なども要注意です。そして冬場に関しては、ファーなどの素材も人気ですが、場合によってはファーの毛が抜け落ちて、背中に付くなんて困った事態になるので気を付けましょう。

以上の事に気を付けて、お見合いでの第一印象が良いものになるよう努めてみてください。
きっといい結果が、あなたを待っています。