現代を見渡せば、あらゆるスピリチュアル系の分野に溢れています。その中でも古今東西、人気を博し続けているのが各種の占いだと存じます。その占いの種類ですが、四柱推命、算命術、数秘術、誕生日占い、タロット占い、手相占い、水晶占い、姓名判断占いなどキリが無いほど多岐に渡ります。

数多ある占術において、最も歴史深く占いの帝王とも称されているのが四柱推命です。四柱推命の歴史についてですが、何と千年以上も前から存在していることが判明しています。この記事では、その四柱推命に関する云々を綴っていきながら、適している職業を命式別にて表していこうと思います。

四柱推命という占術

先ほど例に挙げた通り、占術と呼ばれるもので名の通った占いは数多く存在しています。その各種の占いの中でも、占う人が生まれながらに持ち合せている能力や、人生における宿命や運勢の流れが克明に示されている唯一の占術が、四柱推命です。それから、占術で歴史が最も古いのも四柱推命です。

千年以上前より現在に至るまで、四柱推命という占術が用いられ続けているということは、真実味や信憑性なくして有り得ません。それほどの実績と歴史がある四柱推命だからこそ、一世風靡した動物占いや、大殺界で有名な細木数子先生が生み出された六星占術などの基盤となっているのでしょう。

四柱推命の基と理念

四柱推命は、古代中国の陰陽五行説という考え方を基にしています。それは、この世の物事の全ては陰と陽に分かれ、木・火・土・金・水の五行の要素により構成されているものであるという理念です。そして四柱推命という術は、その人の運命・宿命・運勢を占います。

星は字の如く日と生が重なり合っていることから、誕生日で宿命は決まります。四柱推命は、生まれた年・月・日・時間を四つの柱(※四柱)である、年柱・月柱・日柱・時柱に見立てて占う算命学です。算命学の算は数字を、命は生年月日を示すのですが、その人間の本質・傾向・人生観を占えます。

四柱推命の診断方法

前述した通り、四柱推命という算命学は占う本人の生年月日で視る占術ですが、まずは本人の命式というものを診断します。命式を簡単に表す方法は、インターネット上で四柱推命の無料診断サイトを検索して頂ければ、多数の命式計算サイトが表示されますので、自身の命式を確認してみて下さい。

どの命式計算サイトでも、生年月日を入力すれば命式表(自身の運命)が診断あるいは鑑定されます。仮に、そこから適職や適性を知りたい場合は、月柱と変通星が交差する場所にある月支元命を確認すれば、理解出来ると思います。また命式表に現れる通変星の種類や位置で性格なども読み取れます。

四柱推命で占う適職

四柱推命で鑑定出来ることは、大まかに基本性格・恋愛傾向・健康状態・各相性・金運・適職などです。
最後に、生活を営んでいく上で最も大事な職業について、元命別でご説明させて頂きます。その元命とは命式サイトで命式表を見てみますと、七つの通変星があることを確認出来ると思います。

特に下部に現れる通変星は月支元命と呼ばれていて、適性などを知るために重視すべき部分であると言えます。その月支元命を元命と称しています。その元命こと通変星は、全部で十種類あります。四柱推命で鑑定することによって、自身の性格などと照らし合わせながら方向性を確立出来ます。

比肩(ひけん)

本来の性格は勝気で、自分の意見や考えを曲げないタイプです。自立心が強くプライドも高いので、会社員や大きな組織に属すと浮いた存在になりがちです。それよりも適した職業は、個人事業主、店舗経営、自由業、作家などです。自営業以外でしたら、研究家や専門職なども向いているでしょう。要するに、自分の意向に沿った分野で活躍出来る仕事が良いと言えます。

劫財(ごうざい)

好奇心旺盛な野心家タイプで、行動力もあって我が道を行くといったスタンスの人が多いでしょう。基本的には、人当たりが良くて物腰も柔らかいので、サービス業や営業職、宣伝業や販売関連の仕事が適しています。対外的には、人当たりの良い印象を与えますが、実際は自己主張が強くワンマンな自信家です。あと、学者や評論家、政治家にも多い星だと言えるでしょう。

食神(しょくじん)

子供のように屈託のない無邪気な言動をする、平和主義的思考の強いタイプです。おっとりしていて穏やかな性分で、競ったり争ったりは苦手な人が多いでしょう。この日本には多い星で、職業は組織の一員や会社員が最も合っています。それ以外にも、飲食店や物流関連、アミューズメント系の職業は適しています。人が多く集まるテーマパークなどで働くことも向いています。

傷官(しょうかん)

どちらかと言えば、傷つき易いメンタルの持ち主で、繊細な神経を持ち合せている人が多いです。ですが、決して気が弱いという訳では無く、理不尽で気に入らないことや筋の通らないことは、真正面から戦う勇気もあります。感受性も強く環境が整えば、素晴らしいアイデアを発揮しますので、職業的には、芸術家、タレント、鑑定士、理美容師、古物行商などに適しています。

偏財(へんざい)

生粋の商売人気質で銭勘定や計算が早く、明るい性格なため不特定多数の人間に携わる仕事でも、大してストレスを感じず取り組むことが出来ます。物の売り買いに関わるビジネスや、自身で商売を始めることが最も適しています。興味があるものは次々と吸収して、自分の考案や創作を展開していくことが好きな性分です。金融関連、貿易関係、投資事業などにも向いています。

正財(せいざい)

本人の育ってきた環境や出会う人間によっても多少の影響はありますが、基本的には真面目な人が多く堅実で、地道な努力を続けることに秀でています。生来の性格から考慮しても、決まった時間に定められた内容の業務に従事するほうが、安心して勤められます。適職は、公務員、サラリーマン、製造業、コンピューター管理、各調査に携わる仕事が最も良いと言えるでしょう。

偏官(へんかん)

元来の性格は、義理人情に厚くて真っ直ぐで一本気といった感じです。肉体派というか体育会系の人が多いと言えます。試練や困難が立ちはだかっても、乗り越えられる強さを持ち合わせています。適している職業は、スポーツ選手、自衛隊員、消防隊員、運送業、土木建築業、エンジニアなどです。手先が器用な人であれば、専門的な分野でも十分に活躍出来るとされています。

正官(せいかん)

どことなく動きや仕草、立ち振る舞いに気品を感じさせる人が多い星です。基本が生真面目な性分ですので、色んな意味でシビアな人も多いのが特徴的です。適職は、官公庁関係、経理事務、行政職員、工芸家、警備業、文化関連の仕事に向いていると言えます。この正官の人は、従来より金運や仕事運に恵まれていますし、実際に社会貢献度の高い人が数多く存在しております。

偏印(へんいん)

この星の人は、知識欲旺盛で頭の回転が速い人という印象を他人に与えやすいでしょう。確かに、その通りの人物で発想力と応用力が抜群でもあります。無から生み出す能力にも長けていて、知性的な側面も伴っていますので、人気のあるタイプと言えます。適職は、ソフト開発、芸能関係、広告関係、デザイン関係、企画系の仕事が向いています。あと、占い師の方にも多い星です。

印綬(いんじゅ)

学術的な分野や人材を指導する能力に秀でた方に多い星です。それに、根っから優しく親切な人も多いでしょう。ですが、一点だけ厳しい視点を持っていて、頭の良くない機転の利かない人に対してだけは、露骨に嫌悪感を表す性質があります。さて適職ですが、教授、官僚、司法書士、国家公務員、医療関連の仕事が最も相応しいと思われます。女性は良妻賢母の方が多いです。

 

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