全国の皆様、こんにちは!
一口にミリタリーファンと言っても、銃が好き、戦闘機が好き、サバゲが好きといろんな人がいると思いますが、映画って割と共通のキーワードじゃないですか?
手で持つ、触れるという実感こそないものの、迫力の戦闘シーンや火を噴く実銃、戦闘機や戦車の活躍する姿を(画面上であっても)間近に見られるという点で、多くのミリタリーファンを魅了するジャンルだと思います。
ミリタリーファンにおススメする映画となるとやはり戦争映画…といきたいところですが、ひねくれ者のワタクシ、一味違った映画をおススメしたい!というわけで、今回ご紹介する映画は「平成版 ガメラ3部作」です!
待って、ブラウザバックするのはまだ早い!「なんだ特撮ヲタかよ、けっ」とか言わないで。
この記事を読めば、なぜワタクシがミリタリーファンにガメラをおススメするのかわかるはず!

平成版ガメラってどんな映画?

昭和生まれくらいの世代なら、「ガメラ」という単語くらいは知っているはず。ゴジラと並ぶ、日本が誇る怪獣映画の代表作ですな。実は、ガメラには昭和版と平成版があり、平成版ガメラには「ガメラ 小さき勇者たち」という単発の作品もあるのですが、今回おススメしたいのは「ガメラ 大怪獣空中決戦」「ガメラ2 レギオン襲来」「ガメラ3 イリス覚醒」の3部作。この3作は緩くつながっているので、続けて観るのがおススメ。映画レビューならここで簡単にストーリー紹介でもするところですが(そして、ストーリーも大変魅力的なのですが)、ミリタリーファンの皆様にこの映画の魅力を早く知っていただきたいので、さっそく見どころを紹介しちゃいます!ま、一言でいえば、平成版ガメラには戦争映画の「カッコいい」要素がたっぷり詰まっているのです!

おススメポイント① 自衛隊が大活躍する!

まず皆様に訴えたいのは、「ドンパチする自衛隊が見られるぞ!」という点です。本シリーズでは設定にリアリティが追及されており、出現した怪獣たちと戦うのは「対怪獣特殊チーム」みたいなのではなく、陸・海・空自衛隊です。怪獣映画では「シン・ゴジラ」が話題になりましたが、あの映画でもリアリティが追及されていましたね。ゴジラ出現という未曽有の事態にアタフタする内閣が、皮肉なほどリアルに描かれていました。あれはあれで面白いのですが、ガメラシリーズでは「実戦に臨む自衛隊」がこれでもか!とまでに描かれています。多くの戦争映画では、太平洋戦争の日本軍や、米軍その他外国の軍隊が多く、「実戦を戦う自衛隊」ってだけでも新鮮さがあります。しかも、自衛隊の戦闘を描いた作品にありがちな「俺たち、本当に人を撃つのか…」みたいな葛藤はありません。だって、相手は人じゃないもん、怪獣だもん。守るべきもののため、倒すべき相手と戦う、めっちゃくちゃカッコいい自衛隊を堪能できるのです。

おススメポイント② とにかくリアル!

おススメポイント①でも書きましたが、本当にリアルです。怪獣出現!→みんな逃げる→自衛隊全力投入、みたいな雑な流れではございません。シリーズ1作目「ガメラ 大怪獣空中決戦」では、飛行する怪獣ギャオスが航空自衛隊の防空レーダーに探知されF15がスクランブル発進する様子が描かれています。今までいましたか?自衛隊にスクランブルかけられる怪獣ですよ?ギャオスに向かって発射された巡航ミサイルが振り切られて東京タワーを直撃するシーンも必見です。
シリーズ最高傑作と言われる2作目「ガメラ2 レギオン襲来」はもう、全編通しておススメシーンしかないのでピックアップするのが難しいんですが、前半の見どころは、札幌の地下鉄構内に陸自部隊が突入するシーンですね。89式小銃を構えて改札を駆け抜けるところなんて、最高です。ほかにも、79式対戦車対舟艇誘導弾でレギオンの触手を破壊するシーンとか、電線に誘導された小型レギオンをAH-1攻撃ヘリのミサイル攻撃で一網打尽にするシーンとか最高なんですが、なんといっても見どころは「戦車大隊を前進!」の命令(あえて号令とは言わない)で、集結した機甲部隊が防衛ラインへ移動し展開するシーン。埼玉の片田舎っぽい地味な道路を、74式戦車と90式戦車が1列縦隊で移動するのですよ。戦車が走行する振動で、喫茶店のメニュー立てがカタカタ揺れるのですよ。最高じゃないですか、これ!
そして3作目「ガメラ3 イリス覚醒」。3部作完結編ということもあり、ストーリーの回収がメインになってくるのですが、やはりここでも自衛隊の活躍が光ります。おススメなのは、陸上自衛隊の先遣隊が森林でイリスを偵察、銃撃戦を展開するシーンです。なんと、このシーンの戦闘を演じているのはホンモノの自衛官!使用しているのもホンモノの89式、ついでにホンモノの空砲!もはや演習ですよね、これ!怪獣映画のお約束で先遣隊がイリスに勝利することは残念ながらないんですが、「うわーっ」とか叫んで爆発に巻き込まれてみんな吹っ飛んじゃう、みたいな単純な展開ではございません。距離を取りながら89式を撃ち、もどかしそうな手でマグチェンジする隊員。二人がかりで、やられた仲間の上半身を抱えて後退する隊員。相手がイリスという怪獣なだけで、完全に地上戦です。この戦闘シーン見たら、サバゲでやりたくなりますぞ!ほかにも、航空自衛隊のF15とイリスが遭遇、空中戦を繰り広げるシーン。シーンとしては短いんですが、F15の機動性が高く描かれ、ジェット戦闘機ではなかなかお目にかかれないドッグファイトを楽しむことができます。これは、怪獣映画というフィクションならではの魅力ですね。

おススメポイント③ 男達が、アツい!

ひたすら純粋に装備が好き、という方にはちょっとズレたポイントかもしれませんが、戦争映画って登場人物の魅力も大切だと思いません?「プライベート・ライアン」を観て、トム・ハンクス演じるミラー大尉の姿に涙したミリタリーファンはワタクシだけではないはず!
そして!平成版ガメラにもアツい自衛官たちのやり取りが満載です。このポイントに関しては、圧倒的に「ガメラ2 レギオン襲来」がおススメです。そもそも、怪獣名の「レギオン」自体、小型レギオンの集団に襲われるガメラの姿を見て、自衛官がつぶやいた聖書の一節「我が名はレギオン。我々は、大勢であるがゆえに…」に由来しています。こんなカッコいいシーン、他にあります?
これ以外にも、カッコいい自衛官、アツい男のシーンが怒涛のように続きます。ヒロインに「どこかで、世界のタガが外れてしまったのかもしれませんね」と言われ、「タガが外れてようが腐ってようが、それを守るのが自分たちの仕事です」とか。惚れるでしょ、こんなん。ガメラが行動不能になった後、レギオン迎撃のために装甲車の準備をする若い自衛官に、先輩と思われる自衛官が「怖いか?怖くなったら逃げればいい。ガメラでさえかなわなかった相手だ。逃げても、誰も文句は言いやせん。ま、そのくらいの気持ちでいこうや」と、肩をたたくシーン。泣きそうです。こんな上司になりたかった…。レギオンが通信や戦闘に電磁波を使用していることを突き止めたNTT職員の帯津と別れる際に「帯津さん!これが済んだら、おごらせてください」と声をかけるシーン。「これ」って、レギオン撃退作戦なんですよ。泣かせるでしょ?ちなみに、この言葉への返しが「喜んで」。最高ですよね。言ってみたい!

さぁ、この原稿を打ってるだけで興奮してしまいそうですが、少しでも伝わりましたか?平成版ガメラ3部作のミリタリーな魅力。もちろん、普通に映画として観ても魅力的ですので、ミリタリーファンでない人と一緒に観ながら、こっそり「74式かっけぇ…」とか思ってほくそ笑んじゃう陰気な楽しみ方もできますぞ。少しでも興味の沸いたそこのアナタ!ぜひ借りてきて観てみましょう。こんな稚拙な原稿ではぜんぜん表現できていない魅力が満載ですので!

 

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