就職する時にもよく考えさせられた自己PR!すらすらと記入できるタイプでしたか?
私はいつもありきたりな文句しか思いつかないので結構苦戦したものです。

もちろんお見合いで書くものと就活用では内容は違いますが、ベースは同じだと思います。いかに見てくれた相手の心に、自分を少しでも響かせることができるかが大切です。

自己PRを書くにあたってに心構えをご紹介致します。
ぜひ、参考にしてみてください。

自分のことを客観的に見てみる

他人からみた自分と自分からみた自分自身は同じとは限りません。
人にあれこれ言われるのは納得いかない、他人は全くわかっていないと憤慨する方も中にはいるでしょうか。

でも「思い込み」に過ぎない、自分の評価を下している場合もあるので注意が必要です。傍から見てどんな人物と言えるのか、見てみましょう。

周囲の目にはどんな風に映っているのか、感じられているのか聞いてみるのも重要です。

なぜお見合いしようと思ったのか

お見合いに挑むことになった経緯を今一度、振り返ってみましょう。
結婚したいと思ったからお見合いようと思ったのは当然のことと思います。その時、結婚したいと思えるパートナーや好きな人がいなかったなどの理由で、自分の力で結婚相手を見つけることが困難になったからではありませんか?

もしくは好きな相手がいたけれど、禁断の関係で結婚は望めそうになく相手への想いを断ち切るべくお見合いを決意相手したなんてケースもありそうです。

はたまた自分の年齢を見つめ直してみて、子供を産みたいけれど出産のリスクを考慮して早々に結婚相手を探したいという事も考えられるでしょう。

親が高齢で花嫁姿を待ち望んでいるから、両親を安心させたいという親孝行的な気持ちでお見合いを決意する方もいます。

様々な理由があるあにせよ、結婚したいという強い気持ちがあるからこそお見合いを決意したのです。なぜ結婚したいと思ったのか、明確な想いを振り返りお見合いに掛ける心意気を確かな活力に変えましょう。

相手に望む条件は控えめに

お見合いはボランティアではありません。ただ軽い気持ちで相手を探し求める方法では、本当に時間の無駄で勿体ないだけです。

結婚するのは自分自身だし、場合にによっては身内のツテなどではなく結婚相談所に入会金を支払ってお見合いをする方もいます。

お金が絡むと良くあるのが、お見合い相手に求める理想が高くなりすぎて相手に求める条件が段々エスカレートしていくという事案です。

例えば女性の場合は、年収が10,000万円以上で長男ではない!親との同居は不可で介護もしなくていい、転勤がない人で身長は180センチ以上!なんて理想をお見合い相手への条件として出すでしょうか。
一方の男性は、料理は3食きちんと作って既製品は使わない!子供が生まれても仕事をして、なおかつ家事との両立が出来る人!親の面倒を見てくれて、場合によっては同居も可能な女性を求めるでしょうか。

ただの理想を挙げては本当にきりがないです。誰でもより良い理想の相手と巡り合うことを願うものです。それは人間としての欲望なので何らおかしな事とは言えないでしょう。

ですが、これらを正直に言ってしまったら当然お見合いは成立しないどころかセッティングしてもらう機会さえままなりません。

本当に譲れない点だけを絞りましょう。
例えば、育児を一方だけに任せるワンオペ状態は絶対に回避したければ、
「子育ては子供だけではなく親自身も成長していくのが大切だと思います。意見が食い違うことが起きても、どちらか一人が悩み苦しむのではなく、様々な問題を一緒に解決できる関係性でありたいと思います」とプラスの要素も織り交ぜながら訴えかけましょう。

自分のして欲しいことを願望だけ書き連ねてしまうと、とても傲慢な人という印象を与えてしまうでしょう。今は男女ともに平等な夫婦関係を望む方が多いので、どちらかだけが辛い思いをする夫婦ではなく常にフェアでありたい気持ちを書くと相手に負担を与えるような要素は払拭でき、お見合い相手の幅も広がると思います。

共通点があると盛り上がる

あなたは、どんな趣味を持っていますか?
アウトドア派だと、ゴルフやテニスにサーフィンとキャンプなどもあります。
一方のインドア派は、読書や料理などが好きな方もいるでしょうか。

ところが近年は、多種多彩の趣味を持つ人がいるのとは裏腹に何の趣味も持たない方もいます。無趣味なのが悪いことではありません。でも初めて出会った相手とは、趣味を介して仲を深めるキッカケ作りに繋が大きなチャンスとなるので「趣味は特になし」なんて書いてはいけませんね。

もしかしたら人に引かれてかもしれないと思うような趣味を持っている方は、少しオブラートにその趣味について記載するようにしましょう。

文面などで見ると、そこではじかれてしまう可能性も否めないからです。実際にお見合いして会ってみると相手の人柄が伝わってきます。そこで自分の趣味について語ってみるのが得策です。
相手も、どんな人なの実際に会って会話をしてからだと警戒心が薄れます。

趣味に好みは人それぞれですから、理解できない人もいるでしょう。ですが、一生懸命になって自分の趣味について説明する姿などで心を打たれる人もいるので時には熱心に語ってみても良さそうです。

もし自分がピンとこない趣味が相手の趣味なら、是非その趣味について訪ねてみて下さい。一緒にどうですか?といった流れにもなるかもしれません。また、道の分野に興味が湧いて新しい扉を開くキッカケにもなりそうです。

丁寧な文章を心がける

お見合いで使用するプロフィールは、意外と書かなければいけない項目が多くて悩む方もいるでしょう。

段々と面倒になってきて、投げやりに書きたくなる気持ちはわからないでもないです。でも当然、適当に書いてはいけません。特に文面を通してどんな人物なのかと判断される材料になるからです。

お見合い当日ではなく、前もってプロフィールだけに目を通すことになってしまうとそこで断られてしまう危険が生じます。

決して上から目線では書かずに、敬語を使用して丁寧な文章作成を心がけましょう。丁寧さというと、敬語を使った文章を意識するでしょうか?そうすると、つい堅苦しい機械的な文面になりがちです。

少し柔らかい言葉を意識して、相手の顔が少しほころぶような事も書けると相手に好印象を与えられるでしょう。

例えば、誰か有名人に似ていると言われたことがあればその旨を記載してもいいです。また、チャームポイントを書けるのなら書いてみて下さい。ありきたりな文面よりも楽しめて、会ってみたい気持ちを相手に与えられるでしょう。

自己PRは、考え込んでしまうととても難しく感じてなかなか思うような言葉が思いつかずに苦戦するかもしれませんれませんね。
ですが、最大のポイントは相手にいかに自分を知ってもらうかが重要なだけなのです。

言葉は悪いですが、自分を商品として売り込むとしたらどんな部分がおすすめですか?営業になったつもりで自分で自分を売り込むという状況を意識してみましょう。

自己PRはいつも同じではいけません、その都度意識して見直してお見合いを成功させるぞと気合いを入れて挑む姿勢が大切です。

マイナスな面はプラスに変換して、自分の良さを前面に押し出せるようにしたいですね。