どーもこんにちは!
最近になって物欲が抑えきれず、次々にガスガンを買うこと4丁。
実は家族に内緒で買っちゃったので、巧妙に隠して保管しつつ、家族が寝静まってから部屋でガチャガチャいじって楽しんでいるわけです。
もちろん、ガスと弾を装填して実射したりもするんですが、そうなってくると今度はちゃんとしたところで撃ってみたいという願望が出てくるわけです。
そうすると、主流としてはサバゲーということになるんですが、装備を置いておく場所はないし、一緒にサバゲーできる友達もいません。ひとりでフィールドに行ってその場にいるヒトとチーム組んでゲームできるほど社交的じゃないし。
すると、一人でできる遊びは何かないか、という方向にいくわけですね。で、目をつけたのがスピードシューティング。公式ルールや大会といったものもあって、けっこう本格的にスポーツとして成立しています。ガチでやっている方はレース用にカスタムされた銃を使っていますが、そうでもないワタクシのような層は好きな銃を使っているケースも多いようです。この、スピードシューティングの世界に一歩踏み入れてみようかと、そう思った次第です。
必要な道具というのはそんなに多くはないんですが、絶対的に必要なのがホルスター。ここまで分かってくると、もうホルスターが欲しくてしょうがない状態になります。さっそく、アマゾンで発注してみました。
ホルスターにもいろいろあるぞ!
一口にホルスターといっても、けっこう奥深いものです。装着方法や材質でいくつかに分類されます。
まずは、装着方法ごとの違いから。
ホルスターと聞いてまっさきに思い浮かべるのは、腰につけるタイプじゃないでしょうか。警察官もこのタイプのホルスターを使ってますよね。これ、ヒップホルスターというそうです。銃を抜く手と同じ側に付ける場合と、日本刀みたいに銃を抜く手と反対側に付ける場合があります。これは好みですが、少なくともすばやく銃を抜かなくてはいけないスピードシューティングの世界では、銃を抜く手と同じ側に付けます。
次に、ショルダーホルスター。肩から吊り下げて、脇の下あたりに銃があるタイプのホルスターです。銃が水平になるタイプと、銃が垂直になるタイプがあり、中~大型の銃では垂直タイプが使われます。スーツの下に銃を隠し持つときに使われますよね。
あとは、レッグホルスター。太腿に付けるタイプのホルスターで、ズボンのベルトから吊り下げ、太腿にホルスターのベルトを巻いて固定します。スタイルのいい女性がスカートの下にレッグホルスターを付けてると、ガーターベルトみたいでセクシーですよね。スパイ系の映画で見かけることがあります。特殊部隊や工作員がセカンダリーウェポンとして拳銃を持つ場合もレッグホルスターが使われますね。ちなみに、ロボコップがオートナインを収容しているのも、一応レッグホルスターです。
他にも足首に装着するタイプのホルスターや、ズボンの内側に仕込むタイプのホルスターもありますが、一般的なのはこの3種類、ということになります。
次に、素材による違い。
主に、ナイロンホルスター、カイデックスホルスター、皮製ホルスターの3種類に分けられます。
ナイロンホルスターはその名の通りナイロン素材でできている、布に近い質感のホルスターです。色や形がいろいろあって選び甲斐がありますし、価格もお手ごろです。ほとんどのナイロンホルスターは汎用性が高く、どの銃でも入れられるのもポイント高し。さらに、左右兼用のものも多いので、利き手を選ばずに使えます。
カイデックスホルスターというのは、いわゆる樹脂製のホルスターです。硬質素材なので安定性が高く、銃をしっかりとホールドしてくれます。その安定性の割には銃に触れる面積が小さいものも多く、銃全体を包み込むタイプのホルスターよりもスピーディーに抜くことができます。ただし、硬質素材なので銃の形状が違うと入れることができず、基本的にはその銃専用のホルスターということになります。グロックならグロックの、ガバならガバのホルスターを買わなきゃならん、ということです。ついでに、レース用ホルスターというのもカイデックスホルスターの一種であります。こちらはとにかくすばやく銃を抜くことができますが、ほとんど引っ掛かってるだけなのでシューティング以外には使えません。
もうひとつ、本皮製のホルスターというのがあります。こちらはとにかくカッコいいので、カッコいいホルスターが欲しい人にはオススメです。個人的には、どちらかといえばリボルバーで使うイメージですね。特にウェスタンホルスターなど、こだわる方はこだわると思います。黒いタイプだと警察っぽいイメージにもできますね。こちらも硬質素材なので、銃種ごとにホルスターを変える必要があります。水濡れ厳禁なので、屋外でガシガシ使うのにも不向きです。
あとは、固定方法の違いでCQCタイプとか、モール対応とかがあります。
ホルスター、ゲットだぜ!
さっそくホルスターを買うべく、アマゾンで検索します。
今回はとりあえず、ナイロン製を買うことにしました。初めて買うし、どの銃をメインに使っていくかわからないし、左利きだし、安いし。
現時点ではスピードシューティングに興味が向いているので、ヒップホルスターを選びました。
で、さっそくポチって届いた商品が、コチラ!
なるほど、ホルスターというのはこういうビニルパックに入って売られているのね。
中身はこんな感じ。
ほぼ完成形ですが、若干の組み立て要素、というか調整要素があります。同梱されていたのは、ホルスター本体と、フラップと呼ばれるベルト状の部品、ズボンやベルトに固定するための金具です。とりあえず、組み立ててみます。
本体側面にこういうポケットがあって、内側がマジックテープみたいになっています。フラップもマジックテープになっているので、ポケットにフラップを差し込んで固定する感じです。さっそくやってみます。ちなみに、ここまで説明しましたが、実は取り説的なモノは何も入っていません。男気が溢れかえる仕様です。
つけてみた。
おお、いい感じ。
次に、ベルト固定金具を同じポケットに差し込みます。これを左右どちらのポケットに差し込むかによって、右用と左用を使い分けられるわけですね。
はい、完成。
わーい、できたできた!
少年gekcoと化しながら、愛用のM9を入れてみました。
…あれ?
妙に収まりが悪い。入ってなくない?
なぁるほど、これが「要調整」ってやつか。
この、閉じてる側の縫い糸を使用する銃に合わせて切り開くことで、自分の使う銃にしっくりくる感じになると、そういうことらしいです。
ということは、これって銃の汎用性低いんじゃない?という考えがふとよぎりますが、まぁとりあえずM9に合わせて切り開いてみます。
で、調整して改めて銃を入れてみたのが、こちら。
おお!しっくりくる!
きちんと入ってる感じする!
これをさっそく腰に下げてサッて銃を抜いてみると…。
いい。
実にいい。
すばらしい。
これ楽しい!
もうね、トイガンという遊びのひとつの完成形にたどり着いたような、陶酔に近い感情ですよ、これ。
ついでにガバメントも入れてみましたが、不思議なことにこれもぴったり。
ただ、ホルスターの先っちょのほう、つまり銃口側も広げないとスライドが動いてハーフコック状態になるので、ここも切って広げました。
ソーコムはまぁ、無理でした。そりゃ入らないよね、あんなでかい銃。
当分、部屋でホルスタードローを繰返すアヤシイ日々が続きそうです。
いやぁ、やめらんねえな!